2026年9月19日土曜日
赤入道が「いらっしゃいませ」と迎えてくれたら
日本の妖怪には、ちょっと怖そうな姿をしたものがたくさんいる。
今回描いてみたのは、そんな妖怪のひとつ「赤入道」。
名前からして、かなり迫力がありそうな妖怪だ。
でも、今回は怖さよりも「かわいさ」を前面に出してみた。
赤い体に大きな角。
そして、にっこり笑った顔。
小さな子どものような姿にすると、昔話に出てくる怖い妖怪というより、どこか愛嬌のあるキャラクターになる。
もし、こんな赤入道がお店の入口に立っていたらどうだろう。
大きな声で「いらっしゃいませ」と言いながら、手を差し出して迎えてくれる。
最初は少し驚くかもしれない。
でも、笑顔で迎えられたら、意外とすぐに慣れてしまいそうだ。
妖怪というと、怖いものとして描かれることが多い。
だけど、イラストにすると、その怖さを少しだけ残しながら、自由にかわいらしいキャラクターへ変えることができる。
今回の赤入道も、角や赤い肌には妖怪らしさを残しつつ、表情は明るくしてみた。
こういう「怖いはずなのに、なんだかかわいい」というキャラクターは、描いていて結構楽しい。
昔から伝わってきた妖怪も、こうして姿を変えてみると、また違った魅力が見えてくる。
怖い妖怪として見るのではなく、どこかの町で働いている小さな妖怪だと思って見ると、ちょっと面白い。
今日も入口で、赤入道が笑顔で待っている。
「いらっしゃいませ」
そんな声が聞こえてきそうな一枚になった。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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