2026年9月11日金曜日

青女房に「いらっしゃいませ」と言われた夜

青女房に「いらっしゃいませ」と言われた夜

夜の水辺を歩いていると、青い着物を着た小さな女の子がいた。

月明かりに照らされた長い髪は、水に濡れているようにきらきらしている。

その姿を見て、少しだけ足を止めた。

すると彼女は、こちらへ手を差し出してきた。

「いらっしゃいませ」

そんな声が聞こえてきそうな笑顔だった。

今回描いてみたのは、日本の妖怪「青女房」をモチーフにしたちびっ子キャラクター。

妖怪と聞くと、怖い姿を想像することも多いけれど、こういう可愛らしい姿にしてみるのも面白い。

青い着物に長い黒髪。

水辺に現れる雰囲気は残しながら、今回は怖さよりも親しみやすさを強くしてみた。

もし夜の旅館や古い茶屋で、こんな子に「いらっしゃいませ」と迎えられたら。

たぶん、そのまま中へ入ってしまうと思う。

ただ、妖怪の世界だから油断はできない。

「何のお店なんだろう?」

そう思いながら入ってみたら、そこから不思議な夜が始まるのかもしれない。

月明かりと水面の反射。

静かな夜の町。

そして、こちらに手を伸ばして笑う小さな青女房。

怖い妖怪ではなく、ちょっと会ってみたい妖怪。

今回はそんな雰囲気のイラストにしてみた。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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