雲の上にそびえる、白く輝く神殿。
その大きな門の前で、かわいらしい神様がこちらへ手を伸ばしていました。
ふわふわの白い髪に、金色に輝く冠。
白と金の衣装をまとい、手には小さな雷を持っています。
ギリシャ神話に登場する天空の神、ゼウスをモチーフにした、ちびっ子キャラクターです。
ゼウスと聞くと、雷を操る強くて少し怖い神様を想像するかもしれません。
けれど、このゼウスは少し違います。
大きな青い瞳を輝かせながら、笑顔で「いらっしゃいませ」と迎えてくれているようです。
右手に持った雷も、誰かを驚かせるためのものではありません。
まるで神殿へ続く道を、明るく照らしているように見えます。
ゼウスの後ろには、青い空と白い雲がどこまでも広がっています。
遠くの山には古代ギリシャを思わせる神殿が建ち、雲の上の世界へ招かれたような気分になります。
神々が暮らす場所は、もっと厳しくて近寄りがたいところなのかもしれません。
それでも、この小さなゼウスが入口に立っていれば、少し安心して中へ進めそうです。
「遠くまで来てくれてありがとう」
そんな言葉まで聞こえてきそうな、やさしい笑顔です。
かわいらしさの中に、天空の神らしい華やかさもしっかりと残されています。
金色の装飾、白い衣装、まぶしく輝く雷。
どれも豪華なのに、不思議と親しみやすく感じられます。
今日も雲の上の神殿では、ちびっ子ゼウスが元気にお客様を迎えています。
小さな手をこちらへ伸ばしながら、笑顔で伝えているのです。
「神々の世界へ、いらっしゃいませ」
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