月の明るい夜でした。
桜の花びらが、
静かな町にふわりふわりと舞っています。
古い建物のあかりが、
石畳をやさしく照らしていました。
その道のまんなかに、
ちびっこ沖田総司が立っています。
青い羽織には、
大きく「誠」の文字。
小さな体なのに、
どこか凛としていて、
それでも表情はとてもやさしいです。
片手をそっと差し出して、
まるでこう言っているようでした。
「いらっしゃいませ」
刀を持っていても、
こわさより先に、
あたたかさが伝わってきます。
戦いの中にいたはずの人が、
今夜だけは誰かを迎えるために、
月の下に立っている。
そんな不思議なやさしさが、
この一枚にはあります。
桜の夜、
灯りのともる町、
そして小さな沖田総司。
見ているだけで、
少しだけ物語の中へ入っていけそうな、
かわいくて静かな一枚です。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
PR
よろしければ、
のぞいてみてください

0 件のコメント:
コメントを投稿