2026年6月6日土曜日

月夜の町に立つ、ちびっこ沖田総司

ちびっこ沖田総司

月の明るい夜でした。

桜の花びらが、
静かな町にふわりふわりと舞っています。

古い建物のあかりが、
石畳をやさしく照らしていました。

その道のまんなかに、
ちびっこ沖田総司が立っています。

青い羽織には、
大きく「誠」の文字。

小さな体なのに、
どこか凛としていて、
それでも表情はとてもやさしいです。

片手をそっと差し出して、
まるでこう言っているようでした。

「いらっしゃいませ」

刀を持っていても、
こわさより先に、
あたたかさが伝わってきます。

戦いの中にいたはずの人が、
今夜だけは誰かを迎えるために、
月の下に立っている。

そんな不思議なやさしさが、
この一枚にはあります。

桜の夜、
灯りのともる町、
そして小さな沖田総司。

見ているだけで、
少しだけ物語の中へ入っていけそうな、
かわいくて静かな一枚です。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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