2026年6月30日火曜日

クレオパトラの小さな歓迎

ちびっこクレオパトラ

金色の柱が並ぶ神殿の奥で、小さなクレオパトラがこちらを見ていました。

白い衣装は朝の光を受けてやわらかく輝き、青い宝石と金の飾りが、まるで古代エジプトの空と太陽を閉じ込めたように光っています。

大きな瞳をきらきらさせながら、彼女は両手を広げて「いらっしゃいませ」と言っているようでした。

女王という言葉には、少し近寄りがたい響きがあります。

けれど、この小さなクレオパトラは、威厳よりも先に、やさしい笑顔を向けてくれます。

神殿の壁には古い絵が描かれ、遠くには青い水辺と砂漠の景色が見えます。

そこに立つ彼女は、歴史の中の人物というより、物語の扉を開いてくれる案内人のようです。

足元には黒い猫の像があり、金色の装飾に囲まれた空間には、不思議とあたたかい空気が流れています。

豪華なのに、どこか可愛らしい。

遠い時代の宮殿なのに、なぜか親しみやすい。

この絵の魅力は、その不思議な距離感にあるのだと思います。

クレオパトラといえば、美しさや知性、そして古代エジプトの女王としての強さを思い浮かべます。

でも、ちびっ子キャラクターになると、その印象が少し変わります。

強さはそのままに、笑顔が前に出てきます。

歴史の重さが、やさしい物語に変わっていきます。

もしこの神殿に本当に入れたなら、きっと彼女は小さな手を差し出して、金色の廊下を案内してくれるのでしょう。

壁画の意味も、ナイルの風のことも、遠くに見える砂漠の静けさも、楽しそうに教えてくれそうです。

そして最後に、少し誇らしげな顔でこう言うのかもしれません。

「ここが、わたしの大切な国です」と。

このイラストは、ただクレオパトラを可愛く描いただけではありません。

古代エジプトのきらびやかさと、キャラクターの愛らしさが合わさって、ひとつの小さな物語になっています。

金色の光、青い装飾、白い衣装、そして歓迎するような笑顔。

それらが重なって、見る人を静かに神殿の中へ招いてくれます。

歴史は、ときどき遠く感じます。

けれど、こんなふうに可愛いキャラクターとして現れると、その時代の空気が少しだけ身近になります。

小さなクレオパトラの「いらっしゃいませ」は、古代エジプトへの入り口なのかもしれません。

今日も彼女は、金色の神殿の中で、誰かが物語の扉を開くのを待っているようです。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

PR
コータのAmazonページへ

よろしければ、
のぞいてみてください


0 件のコメント:

コメントを投稿