雲の切れ間から、まぶしい光が降り注ぐ神々の国。
高い山々と壮大な宮殿を背に、小さなトールが元気いっぱいに立っていました。
片手には、雷神の象徴である大きなハンマー。
そしてもう片方の手をこちらへ差し出し、まるで「いらっしゃいませ」と言っているような笑顔を見せています。
北欧神話のトールといえば、雷を操る力強い神様です。
けれど、この姿から感じるのは怖さではなく、親しみやすさと明るさでした。
赤いマントを風になびかせながら、小さな体で堂々と立つ姿は、かわいらしくても立派な英雄そのものです。
背景に広がる神殿や雪山、空を走る稲妻も、トールの特別な力を静かに伝えています。
今にもハンマーを掲げ、大きな雷を呼び起こしそうですが、今日は戦いの日ではありません。
神々の国を訪れた旅人を、笑顔で迎える日なのでしょう。
強くて勇敢な英雄が、こんなにかわいい姿で待っていてくれたなら、少し緊張する神話の世界にも安心して入っていけそうです。
「ようこそ、神々の国へ」
そんな声が、本当に聞こえてきそうな一枚でした。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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