桃の花がふわりと咲く村の入口で、小さな桃太郎がにっこり笑って立っていました。
手には「いらっしゃいませ」と書かれた大きな看板。
その表情は、旅人を迎える店番のようでもあり、これから物語が始まる案内人のようでもあります。
桃太郎といえば、鬼退治へ向かう勇ましい昔話の主人公です。
けれど、このイラストの桃太郎は少し違います。
刀を腰に差していても、怖さよりもかわいらしさが先に伝わってきます。
犬、猿、キジもそばにいて、まるで仲間たちと一緒に春のお祭りを開いているようです。
背景には桃の花が咲き、橋や村の家並みが見えます。
昔話の世界なのに、どこか観光地の入口のような明るさもあります。
「ようこそ、桃太郎の村へ」
そんな声が聞こえてきそうな一枚です。
桃太郎は鬼退治のためだけの存在ではなく、人を迎えたり、笑顔にしたりするキャラクターとしてもよく似合います。
勇ましさとかわいらしさ。
昔話らしさと、やさしい歓迎の雰囲気。
その両方が合わさることで、見ているだけで少し楽しい気分になります。
春の村に迷い込んだら、こんな桃太郎が「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。
そう考えると、昔話の世界も少し身近に感じられます。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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