ある日、果物売り場でキウイを見ていて、ふと思った。
もしこのキウイに顔があって、しかも歩き回っていたらどうなるだろう。
そんなことを考えていると、頭の中に一匹の不思議なキャラクターが現れた。
ふわふわした茶色の体に、大きな目。
頭の上には、パカッと開いたキウイの断面。
しかもなぜか、小さなスプーンまで持っている。
「今日はどのキウイを食べようかな?」
そんなことを言いながら、周りのキウイスライスを見て回っている。
見た目はちょっと変。
でも、なぜかとても楽しそうだ。
キウイの甘酸っぱい香りに囲まれて、花の間をちょこちょこ歩きながら、
時々スプーンを振ってポーズを決める。
まるで、自分がキウイの世界の主役だと言わんばかりだ。
世の中には、きれいに整ったキャラクターもたくさんいる。
でも、こういう「ちょっと変だけどかわいい」キャラクターは、見ているだけでなんだか楽しくなる。
もしかしたら、キウイを切ったとき、ほんの一瞬だけこんなキャラクターが中から顔を出しているのかもしれない。
そんな想像をしていると、いつもの果物も少しだけ特別に見えてくる。
今日もどこかで、このキウイキャラクターはスプーンを持ちながら、のんびりした一日を過ごしているのかもしれない。
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