山あいの小さな村を歩いていると、川辺にかわいらしい妖怪が座っていました。
大きな石のような帽子をかぶり、古びた着物を身にまとった、小さな妖怪イシネカプです。
黒い髪に、くりくりとした瞳。ほっぺをほんのり赤く染めながら、両手をこちらに差し出しています。
「いらっしゃいませ!」
まるで、村を訪れた旅人を歓迎しているかのようです。
イシネカプの周りには、苔むした岩や澄んだ小川が広がり、木々の間からは明るい日差しが差し込んでいます。遠くには昔ながらの家々が並び、どこか懐かしい日本の山里を思わせる風景です。
足元の石にも、にっこり笑った不思議な顔が見えます。もしかすると、イシネカプの仲間なのかもしれません。
妖怪と聞くと、恐ろしい姿や人を驚かせる存在を想像する人も多いでしょう。しかし、こんなふうに笑顔で迎えてくれる妖怪がいたら、出会うのが楽しみになりますね。
「遠くから来てくれてありがとう。ゆっくりしていってね」
そんな声まで聞こえてきそうです。
昔から語り継がれてきた妖怪たちには、不思議な魅力があります。恐ろしさだけでなく、人々の想像力や、自然への畏敬の念が込められているところも面白いものです。
今回のイシネカプは、そんな妖怪の世界をかわいらしく表現した一枚です。
もし山里でこんな妖怪に出会ったら、あなたならどうしますか?
きっと、こちらも笑顔で「お邪魔します」と答えたくなることでしょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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