日本の妖怪には、少し怖い存在だけではなく、どこか親しみを感じる不思議な妖怪もいます。
今回描いたのは、そんな妖怪のひとつ「油なせ」をイメージした、かわいいちびっ子キャラクターです。
黒く光る油をまとった笠をかぶり、手には油の入った大きな壺。
見た目だけを見ると少し不思議なのですが、こちらに向かって手を差し出す姿は、まるで小さなお店の看板娘のようです。
「いらっしゃいませ」
そんな声が聞こえてきそうな、明るく愛らしい表情にしてみました。
背景には昔ながらの日本家屋と木造の縁側。
夕暮れの柔らかな光と、周囲に浮かぶ青白い妖怪の火が、昔話の世界へ迷い込んだような雰囲気を作っています。
妖怪というと、どうしても怖いイメージがあります。
でも、こうしてかわいい姿にしてみると、妖怪にも親しみやすい一面が見えてくるような気がします。
もしこんな小さな妖怪が本当にいたら、怖がるよりも、
「今日は何を売っているの?」
と話しかけてみたくなりますね。
日本の妖怪は、昔から人々の想像力によってさまざまな姿に描かれてきました。
今回の油なせも、そんな昔の妖怪を現代風にかわいくアレンジしたキャラクターです。
怖さの中に少しのユーモア。
そして、昔ながらの日本らしい風景。
そんな組み合わせを楽しみながら、一枚のイラストにしてみました。
あなたなら、この油なせのお店で何を買ってみたいですか?
ここまで読ん頂き、ありがとうございます
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